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レーシックに不向きな人
レーシック手術は非常に安全性の高いものですが、中には、レーシック手術が受けられない人もいます。主な理由としては、下記のようになります。
年齢が若い
若いと視力が安定せず、近視が進行中の人も多いため、レーシック手術は受けられません。クリニックによって基準は異なりますが、全般に17歳以下は受けないようです。
妊娠中・授乳中の人
ホルモンバランスが不安定なので、レーシック手術は勧められません。
目の疾患
疾患の内容にもよりますが、円錐角膜、角膜ヘルペス、網膜疾患など。
アベリーノ症の危険がある人
アベリーノ症は発症すると角膜が濁って視力が低下しますが、レーシックによって発症のリスクがあがるので、レーシック手術は受けられません。多くのクリニックでは事前検査を行っています。
角膜が薄い人
レーシックは角膜を削りますので、あまりに角膜が薄い人は受けられません。
クリニックによっては特別なレーザー機器や手法を使ってレーシック手術を行ってくれるところもあります。
レーシック希望の人は、一ヶ所で断られたとしても、他のクリニックで検査を行ってみるといいでしょう。角膜が薄いことによって、手術後の再手術が困難になるなどのリスクもありますので、よく医師と話し合うことが大切です。
近視・乱視が極端に強い人
レーシックでは角膜を削って矯正視力を出しますので、あまりに近視が強いと角膜を大きく削らなくてはならず、厚みが足りないことがあります。
レーシックの効果がない人
レーシック手術をしても視力が矯正されない場合も、手術は行いません。主には弱視の人がこれにあたります。弱視とは、眼鏡やコンタクトでも矯正視力が出ない状態です。このような場合はレーシックで矯正しても視力回復はのぞめないのです。
その他、目にリスクが大きいとクリニックが判断した場合、レーシック手術ができません。
およそ5人に1人ほどはレーシック手術に向かないとされるそうです。自分の適応状態が知りたい人は、まずはクリニックで検査をしてもらいましょう。
ドライアイなんだけど…
「ドライアイ」の人はレーシックが受けられないとも言われていますが、実際には目薬をよくさすなど、管理を適切にすればレーシック手術を受けられます。
重度のドライアイの場合には、まずドライアイの治療から入るケースもあります。不安なことがあれば、医師にしっかりと相談しましょう。